2016年6月時点で400万人もの人々に利用されているカービューは、15年以上の長きに渡って中古車買取市場のトップを走り続けている老舗サイトとなっています。
ソフトバンクとマイクロソフトの合弁会社が運営しているというので、信頼性が高く安全性が高いサイトだと言えそうです。
カービューはで、その信頼性の高さからか利用者・参加買取業者共に利用者が多く、中古車の一括査定としては業界ではNo.1のシェアを誇っています。
車の買取業者としては最大級の大手であり、参加買取業者も断トツで多いことから、一括査定する場合はまずはココを選択肢の一つに入れてもらいたいサイトとなっています。
今回は、そのインターネットサービスとして中古車査定市場に参入した老舗サイトのカービューについて、多くの利用者から高い評価を得ている中古車買取一括査定サイトの特徴など徹底調査しました。
カービューの会社概要
社名 | 株式会社カービュー (英文表記:Carview Corporation) |
商標 | Carview カービュー |
所在地 | 東京都千代田区紀尾井町1番3号 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー22階 |
設立日 | 1996年9月5日 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | 自動車およびカーライフに関するイーコマース事業、インターネットメディア事業、ならびにそれらに付随するサービスの提供 |
従業員数 | 142名(2019年4月1日現在) |
主要取引先 | 国内自動車メーカー/ディーラー、輸入車インポーター、自動車関連事業者 等 |
カービューの特徴
簡単な入力で査定が完了する
それさえ用意できていれば、45秒で終わることは可能ですが、慌てずゆっくりやったほうが確実です。遅くとも5分は見ておいたほうが良いですね。
実際の入力項目は
メーカー名
車種名
年式
走行距離
お名前(ふりがな)
住所
メールアドレス
電話番号
となっています。
メーカー名、車種名の調べ方
車を所有している方でメーカー名、車種名が分からないという方は少ないかもしれませんが中にはホントに機械音痴というか車にうとい方がいらっしゃいますので念のために調べ方を解説しますね。
車の取扱説明書を持ってる方だったらそれを見てもらえば良いんですが、無くしてしまった方は車検証を用意してください。
上記の図からメーカー名は簡単にわかると思いますが、車種名は書かれていませんよね?
カービューでは簡単査定の際、型式ではなくて車種名(カローラとかマーチとかプリウスとかいわゆる愛称ですね)を選択しますので車種が分からない場合はどれを選べばいいのかわからない方も中にはいるかもという事で車種名の調べ方を解説します。
上の図の例で説明しますが、型式をグーグルなどの検索エンジンで検索してください。
例えば上のLA-GD1をグーグルで検索すると結果に『フィット』と出てきます。
だからこの場合はフィットが車種名となるわけですね。
走行距離の調べ方
走行距離は実際自分の乗っている車を見るしかないです。
車の種類によって表示位置は様々ですが最も簡単な見方はODOと表示されている所の数値、もしODOと書かれていない場合は一番大きい数値が表示されている所が走行距離だと思っていただければ間違いありません。
利用者が多いという事は評価、質が高い証拠
カービューの一括買取査定は2019年5月の時点で450万人から査定申し込みを受けています。
2000年5月のサービス開始以来、多くのユーザーに評価を受けているからこそこの数字が達成できると同時に、およそ20年の歴史を持つという所も強みです。
これは査定業者の中でもトップレベルの数字で、カービューがいかに世間の人気が高いかを伺い知ることが出来るデータとも言えます。
これって計算してみると1日500人以上の人が毎日このサービスを利用していると考えればすごい数値ですよね?
利用者が多いメリットとしては良い口コミにしろ悪い口コミにしろ、情報に正確性がでるんですよね。
利用者が少ないと公式サイトにいくら良い情報が載せられていたとしても信ぴょう性が怪しいという欠点が生じてしまいます。
具体的な買取金額や細かい情報を数多く見れるのは利用者が多いからこそできる芸当なんです。
カービューの査定事業者数は200社以上だから高額買取が期待できる
カービューのサイト上では具体的な数値は表記されていませんが、参加している査定事業者数はかなり多いものと予想されます。
検索で色々ググってみましたが、200社以上は確実で、予想では600社以上あるのではないかという結論に達しましたが、公式に公表されていないので実際の数値はわかりません。
公式サイトで公表されている最低数値の200社だとしても業界では最大規模を誇ります。
カービューに参加している買取業者の中には「中古車販売台数No1、中古車買取台数No1」のガリバーや「創業30周年、8年連続お客さま満足度No.1」のカーチス、「国内最大級の買取実績」アップル、「頻繁にテレビCMを放送している」カーセブン、「中古車年間販売台数は73000台にのぼり3年連続業界NO.1」のビッグモーター、オークション業者を通さず、「全国のトヨタ店舗ネットワークで直接販売する」T-UP、『「即現金」で中古車を買取する』ソッキン王などのテレビやメディアでも超有名な業者も数多く参加しており、それらを含めた200社以上の中で買取最高値を知ることができるのはやはり最大のメリットと言えます。
多くの業者が参加すれば、それだけ競争原理が働き二束三文で安く買い叩かれるようなことはなくなり、最大限の高価買取価格が実現できる近道になっていると言えるでしょう。
カービューには事故車でさえも買取してくれる
カービューでは普通の中古車だけでなく事故車専用の特設ページが用意されており、事故で動かなくなった不動車、廃車予定の車、水没車も一括査定が出来るようになっています。
でもどの程度のレベルの車までならOKなの?という部分気になりますよね?
以下をご覧ください↓
ボロボロでもグシャグシャでも水没してても買取の対象になるんです!
『え?こんな車なのになんでお金になるの?』と不思議に思っちゃうんですが、たとえ事故車であっても、部分的にまだまだ使えるパーツを再利用したり、修理して国内外で販売するなど再利用することで買取対象になるということです。
動かない車を廃車にしようと思う方は多いかもしれませんが、廃車の手続きに手間も費用も想像以上にかかってしまうことがありますが、事故車買取を使えば、手間はかからずにそのまま車を売却できます。
査定なら複数の買取業者に依頼できるため、意外と高額査定がつく可能性もあります。
事故車の処分・廃車手続きをしようと考えていた方は、事故車買取を利用する価値は非常に高いと思いますよ。
専用ページはこちらから⇒事故車買い取り査定
カービューは日本最大級クルマSNS「みんカラ」の運営もしている
カービューは同じ車を持っている仲間と情報を共有できる日本最大級クルマSNS「みんカラ」という車の情報・口コミサイトも運営しています。
その口コミや体験談、レビューのデータを元に、実際の利用者による査定買取額を調べることができ、自分の所有車の現在の相場をチェックすることも可能。
また次に買いたい車のリアルな情報や口コミが見れるので大変に参考になる良サイトとなっています。
かなりのマニアック車でもキッチリ情報があるのは利用者が多い証拠でしょうな。(⇒みんカラ)
最大8社へ車買取無料見積り依頼ができる
カービューでは有名店から地方の隠れ名店まで、数多くの車買取業者の中から、買取可能な地域に合わせて最大8社が無料で査定してくれるシステムを取っています。
他のカーセンサー、カープライス、楽天オート、かんたん車査定ガイド、ズバット車買取などの一括査定サイトは最大10社のところが多いので、8社というのは少々見劣りする感が無くはないです。
しかし、実際は10社全てに家まで出張査定してもらうことはないし、他サイトで10社と謳っていても実際は2、3業者しか反映されない地域もあったりでそこまで最大数にこだわらなくても問題ないと言えます。
肝心なのは参加買取業者数で、その数が多くないとあまり意味はありません。
その点、カービューは登録業者数が非常に多いので、田舎や地方に住んでいても、きっちり最大の8社の買取業者の見積もりを受けることができる可能性が高く、結果的に可能な限り高価買取が実現できる確率が高いのです。
カービューのメリット、長所、利点は?
中古車買取業者の数が多いのは大きなメリット
繰り返しになりますが、カービューに参加している買取業者数は200社以上とかなりの数を誇っています。
そのため他社との競争原理が働き、他の業者に負けない⇒お客さんを取られないように買取価格を可能な限りUPする必要が出てきます。
それはライバルが多ければ多いほど金額がUPする可能性が上がってきます。結果としてより高額な買取価格が期待できると言えます。
高額査定を狙うなら、やはり参加買取業者が多い所を選ぶのが最重要事項だと考えます。
その点においてカービューはこの条件を満たしていると言えるでしょう。
カービューは利用者数が400万人越えのマンモスサイト
ちょっとややこしいんですが、カービューは3つのサイトに分かれていて、自動車関連情報サイト「carview!」SNSサービス「みんカラ」車査定買取一括見積サービスの「買取カービュー」を運営してるんですね。
その中の運営サイトのひとつ「買取カービュー」は2015年の時点で利用者が400万人を超してますし、同社が運営する車専門のSNSサービス「みんカラ」はユーザー数は100万人超の日本最大級のクルマSNSサイトです。
利用者が多いということはそれだけ、利用者の声が集めやすい利点があります。
このようにリアルな生の声が見れるっていうのは非常に大事な事で、良い話だけでなくて不満点なんかも見れちゃうのはやっぱでかいです。
利用者が多い⇒情報が集まりやすいというのはどんなサービスにおいても通じるところなんでココは重要視しておいたほうがいいですね。
カービューのデメリット、短所、欠点は?
一括査定できる事業者数が最大で8社
カービューと契約している買取業者自体は200社以上なんですが、一括査定をする際には最大8社までとなっているんですよね。
これは他の比較サイトでも同じようなシステムなのでさほど気にならない部分なんですが、多いところでは10社以上という所も結構あるのでちょっと気になるなーという印象はぬぐえません。
それでも参加200社以上という多くの買取査定業者から厳選しての8社ですからより高額で査定してくれる事実には違いありません。
また、参加業者が多いので、地方にも十分適応できる点はやはり見逃せません。
他のサイトでは都市部では10社以上で査定できたとしても、地方の場合、参加事業者数が少ないために、実際には1、2社しかいないという例も少なくありません。
やはりどこに住んでいても安定した数の業者をできるカービューは強いというのが結論です。
カービューの一括査定はこちらから出来ます。
⇒カービュー
査定する前の5つの注意点
査定士と信頼関係を築いて高額査定を狙おう
車査定の見積もりはサイト上、ネット上で完結しますが、査定士は実際に存在する生身の人間です。
査定士とは仲良くなっておいて味方に付けた方が高額査定を引き出しやすいです。
クルマ屋や買取業者も商売なのですが、少なからず贔屓(ひいき)はします。査定士にいい印象を持って貰った方が絶対に得です。
「この方に良い価格を付けて相性あげれば、今後の繋がりや周りへの良い影響も期待出来るな」という方には上司との交渉でも、良い情報を伝えて高い金額を引っ張ろうとしてくれるケースが多いです。
逆に悪い印象を与えて、査定額が極端に下がることはないでしょうが、最大限に高く引き上げてくれる事はあまりないでしょう。
なによりお互い気持ちよい取引をした方が気分が良いはず!
無理して仲良くなる必要はないですが、査定士の心証を良くするのがベターだと考えます。
車査定で必要な書類を揃えておこう
公式サイトで一括査定をしてもらう時、必要になるのが車検証や取扱説明書です。車の売却を考えている方は、売る段階で慌てふためかないように今のうちに準備しておくことをおススメします。
車査定で必要な書類を以下でまとめておいたのでチェックリストとして活用してくださいね。
普通自動車の車査定で必要な書類
◎自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください)※
◎印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの×2通)※
◎自賠責保険証明書
◎自動車納税証明書(有効期限をご確認ください)
◎実印
◎振込口座情報
◎リサイクル券(預託済みの場合)
※自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、以下も必要になります。
住所変更が一度あった場合:住民票
住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票または住民票の除票
ご結婚などで姓が変わっている場合:戸籍謄本
軽自動車の車査定で必要な書類
自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください)※
自賠責保険証明書
軽自動車納税証明書(有効期限をご確認ください)※
印鑑(認印可)
振込口座情報
リサイクル券(預託済みの場合)
※自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、以下も必要になります。
住所変更が一度あった場合:住民票
住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票または住民票の除票
ご結婚などで姓が変わっている場合:戸籍謄本
洗車と車内清掃をしておこう
クルマの査定においては洗車をしてない状態で車が汚いというだけで査定額が大きく下がるという事はまずないです。
しかし「査定前の洗車はまったく意味が無いのか?」というと微妙に査定額に響く可能性は否定できません。
外装は泥だらけで、車内には細かなゴミが散乱。
そんな状態の車を査定する方が見れば、「この車は最低限のメンテナンスすらしてないんじゃないか?」とイメージが悪くなってしまう可能性は大いにあります。
余計な不安をあおり、査定額が安くなってしまうことを避けるためには、ある程度の清潔感はあったほうがベターです。
「この車は買取っても安心だ」と査定員に思わせることができれば、無用なマイナス査定は回避しやすい事になります。
しかし、査定前だからと念入りなワックスがけや高価なボディコーティングをする必要はないと思います。
コイン洗車場などでさらっと洗い、車内はゴミはできるだけ取っておくといった程度で十分です。
車体に傷がある愛車を売る場合に「事前に傷を修理する必要はない」
車買取時は「傷を修復してから査定をしたほうが高く売れるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、結論から言えば、査定前の修復はおすすめしません。
その理由は以下の2点です。
◎「修復代金>買取金額上昇」となる可能性がある。
◎修理に失敗すると逆に査定額が下がる可能性がある
業者に修復依頼をすると、高額な料金が発生します。
修理費用は3cm前後の傷でも4〜5万円程かかってしまうことも珍しくなく、結果的に修理代金が買取金額上昇分を上回り、損をしてしまう恐れがあります。
また仮に修理に失敗し、修理跡が残っていたり塗装ムラがあったりすると、買取業者が再度修復をする手間が発生するので、査定額は下がってしまう可能性もあります。
傷によって査定が下がる可能性はありますが結果的に損をする可能性が高いので、傷はそのままにしておきましょう。
一括査定が完了すれば買取業者から電話orメールで連絡がくる
カービューは無料で一括査定ができるというお得で便利なサービスなんですが、無料で査定できるのは加盟している買取業者がカービューに料金を払っているからであり、買取業者にとっては1台でも多く、他社ではなく自分のところで車を買い取りたいと思っている訳です。
そのため、無料査定後は数多くの営業電話や営業メールの連絡がある可能性があります。
100%売る方向で考えていた場合は連絡が来た方が当然ありがたいですが、「どれぐらいで売れるか試しに聞いてみたい」など興味本位、冷やかしで査定してもらった場合はその後の連絡が少々面倒だったり、わずらわしく感じるかもしれません。
なので、売るかどうか迷っている状態ぐらいなら問題ないですが、売る可能性がほとんどない状態で、査定をお願いするのは考え物かもしれません。
おススメとしては、いざ売るとなった時に、周りで評判が良かったり付き合いのあったりするリアル買取店舗とカービュー一括査定を天秤にかけて良い条件の業者に頼む、といった方法なんかが良いかもしれませんね。
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